のんびり日和

趣味や日々のつれづれ。

【映画】ロード・オブ・ザ・リング①旅の仲間たち

この作品は映画を見たあと、小説も買いました。

特に三作品ある内の一番始めである本作は、全体的に暗くて、オドロオドロしていて、不安な気持ちになりましたね。
しかも、途中で終わってるから尚更というか。

特に指輪の表現が怖い!

でも、魔法使う時の効果と一緒で、人の声を使って見せるのは上手いなぁ。




この作品の作者であるトールキン先生(と言っていいのか…)は固有名詞などを各国の言葉に直して訳してくださいとお触れを出されていたようで、小説では【ストライダー】が【馳夫さん】、【スティング】が【つらぬき丸】と訳されていて、しかも地の文がデスマス調なので実に読みにくかった(*_*)

小説ならビシッと「〜だ。」とか「〜だった。」とかにしてもらいたかったなぁ。
翻訳した小説あるあるですが(*_*)

日本語には【外来語】があるので、ストライダー、スティングで良いのでは……と思ったものです。

映画でストライダーが出る度に「は、馳夫さんだ!」と思ったのは内緒です。




人の欲というものの怖さが存分に描かれていて、困難に立ち向かう、それぞれの種族の在り方がよく分かる導入部分でした。

ファンタジーの根幹ともいえるロード・オブ・ザ・リングを、こんなにも緻密に描いてくれてありがとうございます!

ファンタジー作品が溢れかえっている昨今、エルフ、ドワーフホビット(小人?)、魔法使い等のカテゴリーを作ったトールキン先生に拍手。

言語も一から作ったというのだから恐れ入ります。

↑ちなみにコレを持ってますが、製作者側の特典が最高に面白い! 音楽、映像、物語、配役、どれを取っても最高峰だと思う作品です!