のんびり日和

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【映画】帝一の國

随分前に『一巻だけ読み放題』というので試し読みをさせて頂いたのですが、劇画調といいますか、昔ながらの少女漫画系といいますか、とにかく癖のある漫画で、笑っていいのか、悪いのか悩む作品だったので映画化なんて大丈夫か? と思っていましたが、映画はなかなか芝居がかっていて面白かった!
俳優陣の、あの感じ(上手く言えない)は、とても良いですね!

帝一の國 1 (ジャンプコミックス)

帝一の國 1 (ジャンプコミックス)

ジャンプコミックスとは思いませんでした。てっきり白泉社あたりかと…。


若干ネタバレしてます。












主人公の赤場帝一(菅田将暉)は母の影響でピアノを弾くのが好きだったが、経産省の重鎮である父がそれを許さず超名門である海帝高校に入り、友である榊原光明(志尊淳)と共に生徒会長を目指しつつ総理大臣を目指すというお話。

このお話、男子校なので女性らしい女性が帝一の彼女である白鳥美美子(永野芽郁)くらいしか出てこないのです。女の子大好きな私は非常に悲しい。

まあ、それを抜きにしても面白かったです!

特に帝一が、爽やか苦学生である大鷹弾(竹内涼真)に嫉妬?して、非公式(っていうか勝手に)テストで競う所なんか大笑いしながら見ました。
お父さん(吉田鋼太郎)も相当変な人だ、コレ(¯―¯٥)

色んな生徒たちや親たちの思惑が渦巻く世界観なのですが、『本当に悪い人間』はいなさそうな爽やかさが感じられました!

いつも帝一の邪魔をする東郷菊間(野村周平)も爪の甘いスネ夫みたいで全然憎めない(^_^;)

ラスト、そうくるか!
というようなドンデン返し?がありまして、帝一はてっきり冒頭で頭を打った為に人格が変わったのかと思っていたので、少々驚きました。いや、ほんのちょこっとですが(^_^;)

最近笑ってないな〜と言う人にはオススメの映画です!

菅田将暉といい志尊淳といい『トドメの接吻』を思い出しました(^^)