『とりかえばや』完結!
さいとうちほ先生の『とりかえばや』完結しましたね!
毎月楽しみにしていた漫画で、昔の少女漫画で同じ題材だった『ザ・チェンジ』も大好きでした。
iPad Proを買ったので、そろそろ電子書籍に切り替えようかと思っていたのですが、この作品だけは現物で持っていたかったのでAmazonで原画集付きの限定版を購入。
とりかえ・ばや 13 原画集付き限定版 (フラワーコミックスアルファ)
- 作者: さいとうちほ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/02/09
- メディア: コミック
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↑ まさしく、これです!!
というのも体調不良で外出できなかった事もあって予約出来ず、夫に買い物を頼んだのですが、どの書店でも売り切れで。
やっぱりネット経由は早いし便利ですね!
『とりかえばや』が連載していたflowersもね。
書店でゲットするの非常に困難なんですよ。
発売日に本屋に行っても売り切れ、という事があったりして。
どんだけ売れてるのか?
それとも入荷が困難なのか?
ともかく最終巻である『とりかえばや(13)』を無事ゲットしました!
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ネタバレあります。ご注意を。
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内容は、ほとんど古典の『とりかえばや物語』なんですが、大幅に違う設定もありましたね。
っていうか、改めて、こんな古典があるなんて画期的というか、凄いというか、今ですら応用編みたいな物語がある事から、日本人の想像力は凄いな、と思います。
ここに出てくる帝(みかど)は、後の天皇陛下なんですよね。
雛人形でいうと一番上にいる男性で、
隣が中宮(ネタバレになりますが涼子)。
こういう世継ぎ問題があるから、昔の帝や将軍(徳川家とか)は一夫多妻制だったんですよね。
最終巻は疾走気味というか、急いで纏めた感がありましたが、よく丸くおさめたな〜と感動する終わり方でした。
姉姫の悩みは帝の粋な計らいで解消し、
弟君の恋も成就して、
私が、一体どうするんだろう? と思ってた、『石蕗との因縁』と『帝の疑念』を、あんな風にかわすとは!
最後までハラハラした展開で非常に面白く大満足です!
詳しくは省きますが、本当に面白かったです!
完結おめでとうございます!
さいとうちほ先生、お疲れ様でした!